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サボテンレザーについて

2021.10.18

サボテンレザーについて

shuuiでは、従来の人工皮革だけでなく、サボテンレザーを素材ラインナップに加えました。

機能性が高く、生産時の環境負荷が低く、従来の素材の問題点を軽やかにクリアしていくこの素材に出会えた時、
きっとほかの多くの人と同じように、私たちの心は躍りました。

このヴィーガンレザーの可能性を見出してくださる方にお選びいただければ、とても嬉しく思います。

サボテンレザーは、ウチワサボテンから作られたサステナブルなヴィーガンレザーです。

創業者はメキシコで自動車産業に従事し、車のシートなどに使う牛革の、環境に与えるインパクトの深刻さに気付いたといいます。

そこから2年余りの試行錯誤を経て、このレザーが完成しています。

【機能】

サボテンレザーは柔軟性にすぐれ、撥水性があり汚れがつきにくく、
耐久性も十分にあり、10年もつともいわれています。

2019年に発売を開始し、同年イタリア・ミラノで行われた展示会にて高い評価を受け、
2020年にモナコ行われたモンテカルロファッションウィークでは「世界初のサボテンヴィーガンレザー」として受賞するなど、世界でも大きく注目される素材となりました。

【環境負荷】

ウチワサボテンは多年生植物であり、材料である葉の収穫後に再び自生し約8年間生育します。

農場では除草剤・農薬などの化学物質を使用せず、生物多様性の保全に努めています。

また、地域の在来のサボテンを植えており、サボテンを植えるために木を伐採することはありません。

サボテンは優れたCO2吸収能力を備えています。 14エーカー(東京ドーム1.2個分)から年間8,100トンのCO2を吸収できますが、栽培に際し年間15.30トンのCO2しか発生しません。

【水資源への影響】

灌漑施設を使わず水やりもほぼ不要で、水資源を大幅に節約することが出来ます。

トウモロコシなど他の植物が1kgの材料を生成するのに平均1,000リットルの水を必要とするのに対し、
サボテンは200リットルしか必要としません。

【製造工程】

成熟したサボテンの葉のみを収穫し、砕いてから3日間乾燥させ、有害物質を含まない原材料と混ぜて特殊加工を施します。

この乾燥の工程でも、オーブンやガスなど追加エネルギーが必要な機械を使いません。

製造時に残ってしまったサボテンは食品として販売されているため、製造の際にゴミが出ることはありません。

メリットを並べてきましたが、素材の実物をご覧いただければ
滑らかでしなやかな表面にこれだけ多くの可能性を隠していることに、きっとわくわくしていただけることと思います。

ぜひ、採寸時に素材見本帳をご覧くださいませ。

引用元

https://desserto.com.mx/home